flapyard
ラオスの障がい作業所メンバーと一緒に視察
重症心身障がい児の通所施設を運営されているflapyardさんへ。
日本でも医療ケアが必要な未就学児の通所は少なくて足りていません。
生きられるようになったのに、どう生きるかを一緒に考える。にはまだ社会が追いついていないのかな?と思いますが、flapyardの取り組みをラオスの子達に見せたくてお伺いして来ました。
ラオスでは呼吸器や胃瘻などの医療ケアを知っている人も少ないし、まだ命も繋がっていません。10年後には医療の発展とともにニーズがでてきているかなと思い、未来の福祉のために知っておいて欲しいと考えていました。
実際に見せてみると、医療ケア児へのスタッフさんや看護師さんの愛情たっぷりな様子にラオスの皆は驚いていました。
彼らはボランティアなの?どうしてこの仕事を選んだの?と質問が。
ラオスでは家族以外の他者が障がい当事者を手厚くケアするという事は少ないのかな。それくらい家族に負担もかかっているし、当事者も悲しい思いをする事が多いのかなと。
また福祉の仕組みがないため、福祉従事者がボランティアではなく給与を得て働いている。という事自体を理解するのに時間がかかっています。
障がいの有無に関わらず尊厳を守る、という願いを改めて強く感じる視察になったと思います。ありがとうございました。